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2005/01/26

音の密度

ピアノ+ベース+ドラムの単純な構成であるが故に、上手下手がくっきりと出てしまうのがピアノトリオ。イモなプレイヤーに当たっちゃうと、スカスカのボロボロのゴムの塊みたいな上げ底鰻重を喰わされたみたいな、嫌な気分になりますが。

オスカー・ピーターソンというおっさんがいましてね、ピアノ弾く人で、名人だとか御大だとか至宝だとか形容詞がたっぷり付けられちゃってる人です。

ご飯をギュウギュウに詰め込んだお櫃に、上等な炭火でじっくり焼き上げた天然物をこれでもかってくらいに敷き詰めちゃってて、“旦那さん俺が頼んだなぁ並だよ、えっ!これで?並?いいの?喰っちゃうよ!”というくらいにサービスたっぷりな演奏なんですね。3流なイモがやると1つか2つですませちゃうところでも、5つも6つも音を並べちゃう。それでも冗長な表現になっちゃわない。

ま、名人なんでしょうね。
レイ・ブラウン(b)とエド・シグペン(ds)と組んでいた頃の演奏が、私たちに極上の味わいをもたらしてくれます。

サカー関係ブログな筈なのに。。。

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