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2005/12/05

Vs セレッソ大阪とか

上川徹の右手があがり、05シーズンの終りを告げる笛の音がスタジアムに響き渡った時、桜色に染まったスタジアムには静寂が訪れていた。

眼前の胴上げ阻止という江戸前の意気地を見せつけた選手達は、誇らしげに胸を張り、ゴル裏からの最大の祝福を全身に浴びていた。うなだれるホームチームのセレモニーを横目にしながら、選手達が控え室へ向かう中、いまひとたびのコールをゴル裏から贈られた男がいた。

~♪ 続投!続投!原東京! ~♪

原博実が前任の大熊清からチームを引き継いだ時に標榜した言葉が『攻撃』であった。前線から人数をかけて奪ったボールを、そのままサイドへ展開し相手ゴールへ殺到するという、東京の従来のカウンター攻撃を色濃く残した原博実のチームコンセプトは、その言葉の表層だけしかを理解しない人々から、ことあるごとに非難され続けてきた。

リーグでも有数の堅守から繰り出されるカウンター攻撃は、相手がどこであろうとも有効であったと俺は信じる。『攻撃』的な守備からの、リスクを犯してまで前に出て行く『攻撃』的なフットボールこそが原博実の目指していたものだったろうと思う。

こちらを振り帰り両の手をひらひらと振った時、彼の唇は『ありがとう』と動いた。
何に対しての『ありがとう』なのかは俺には解らない。

東京というチームが存続する限り『原博実』という監督がいたという事実は消えない。
そしてこの男が、チームに初のタイトルをもたらしてくれたという事実も消えない。

『ありがとう』というのは俺達だ。

愛媛では全力で応援する。

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