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2006/10/03

小鍋だて

池波正太郎作品に登場する料理で、喰いてぇ~と思うのに”小鍋だて”があります。

 梅安は、鍋へ、うす味の出汁を張って焜炉にかけ、これを膳の傍へ運んだ。  大皿へ、大根を千六本に刻んだものが山盛りになってい、浅蜊のむきみもたっぷりと用意してある。  出汁が煮え立った鍋の中へ、梅安は手づかみで大根を入れ、浅蜊を入れた。千切りの大根は、すぐ煮える。煮えるそばから、これを小鉢に取り、粉山椒をふりかけ、出汁と共にふうふういいながら食べるのである。  このとき、酒は冷やのまま、湯飲み茶わんで飲むのが梅安の好みだ。

梅安最合傘

貝は煮すぎると固くなるし、大根もすぐにへたってグズグズになってしまうんで、
煮えるそばからふうふうやるんですね。美味そうですねぇ。

茶わんで飲んでる酒ですが、どんなの飲ってんでしょうか?
自分だったらやっぱり濃厚なやつを、くいと飲って出汁で口を洗うと、こう飲りたいものですね。

 居間に切ってある囲炉裏へ、うす口の出汁を張った鉄鍋を掛け、…以下略

おんなごろし

出汁は薄口なんです梅安さん。
素材そのものを生かそうと考えているんでしょうか。
それとも梅安は京都での暮らしが長かったせいなのでしょうか。

いろいろ想像を巡らせることも、池波作品を読む楽しみです。

鬼平や剣客も料理が出てきますが、
自分の暮らしぶりに近いのはやはり、梅安でしょうかね。
これからの季節、野菜も魚も旬のものが目白押しです。

こんだひとつなにか仕立ててみるとしましょうかね。

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