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2006/12/11

天皇杯 対 清水とか

こちら側のネットが揺れたのはただの一度きり。
あとはすべて雨の煙る向こう側での出来事だった。

延長後半、PKの文字がスタジアムを過ぎり始めた頃、
クリアボールを拾った清水の選手の右足は、
遠目から見ても悲しいくらいに水煙を上げながら、
東京のゴールネットを揺らした。

その刹那ピッチに倒れ込む東京の選手がいた。
俺はそれが哀しかった。
終了の笛が鳴るまで闘う。
それこそが、文丈が東京にもたらしたハートだった筈だ。

試合が終わり、俺たちに挨拶に来たときに泣き崩れていた増嶋よ。
その時お前を支えてくれていた文丈は、もういなくなるんだぜ。
将来、東京の、いや日本のリーダーになっていくんだろ。

泣くんならロッカーで泣いとくれ。
こういう時は痩せ我慢をするもんだ。

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