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2007/06/08

どうでもいいはなし の10

藝の折り目

2007年6月4日、林家正雀師が上席のトリを努めます新宿末廣亭に、行って参りましたよ。正雀師は、こぶ平じゃない先代の正蔵の最後のお弟子さんです。
掛けましたものは『笠と赤い風車』という噺。
人情話です。興味があるなら筋は調べてね。

うまいことに正蔵師にも正雀師にもこの噺のCDがあるんで、聞き比べてみました。細かな言い回しは違ってますが、演出から何からまるで同じなんですね。

噺はね、師匠から弟子へと、そのまた弟子へと、連綿と受け継がれていくンです。こいつぁはどの師匠の演り方だって判る、それこそ系譜の読める折り目の正しい藝てのは、聞いていてホント気持ちの良いもンです。あまりに気持ちが良くって、俺の隣のばあさんは桟敷の手摺りに凭れながら寝ちまってしまいましたけどね。

柳家なら柳家の噺。古今亭なら古今亭の噺。そうやって折り目正しくきっちりやる人があたくしは良いンです。様式の美しさに心を躍らされる質なン。

この『笠と赤い風車』という噺は、林家正蔵のためにNHKが平岩弓枝に依頼して書きおろされたものなんだそうですよ。

ま、どうでもいいはなし。お粗末様。

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