天野屋利兵衛は男でござる。
天野屋利兵衛は、恩義ある赤穂藩に報いるために、江戸の浪士の武器調達に奔走する。しかしは大阪東町奉行所の知れるところとなり争乱準備の咎で投獄される。数々の拷問による吟味にも屈しない利兵衛に、自白を促すことは容易では無いと判断した大阪町奉行所は、利兵衛の長子を拷問の場に引き出し、白状せぬ時は子供を痛めつけるがどうかと利兵衛に迫る。
ここで有名な台詞が利兵衛の口から発せられる。
”どこの世に我が子の可愛くない親があるものか。されども信義は曲げられぬ。”
”天野屋利兵衛は男でござる。”
大向こうを唸らせる場面ですね。あたくしがぽぉっとするところございます。
歌舞伎の十段目ですが、最近はあまり掛からなくなったのが残念なことです。
もうすぐ忠臣蔵のシーズンですな。
テレビの時代劇でも必ずと言って良いほど挿入される、役者映えのするシーンでございます。明日”原博実は男でござる!”ってことになりますかな。
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