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2007/11/08

どうでもいいはなし の16

江戸曲独楽

”いつもいつもありがとうございます。”

新宿末廣亭の芝居がハネて、プラプラと伊勢丹に向かって歩いていたら、脇から声を掛けられた。声の主は、キャリアの付いた大きい鞄を引きながら、釣り竿をしまっておくようなバックを肩から下げていた。最初誰だか思い浮かばなかったが、すぐに判った。江戸曲独楽のやなぎ南玉師匠だった。

キャリアの豊富な芸人さんは、高座から客席を見渡せると聞くが、本当なんだと仰天した次第。というよりも、自分みたいな半端な客にも、しっかりと頭を下げることができる芸人の心意気がよくて、久々にイイ気分になった。
これはつい最近の出来事。

江戸曲独楽といえば、日本刀の刃に独楽を乗せて切っ先で止めるという、刃渡りの曲というのがある。ちょうど南玉師匠の写真がそうだ。

地方の仕事で飛行機に乗ろうとしたら、凶器の持ち込みと疑われて別室に連れて行かれ、検査官に囲まれて芸を披露する羽目になり、しくじったら疑われてしまうかもしれないので、こんなに緊張した高座?はなかったとは、三増紋之助師匠の上野鈴本の芝居でのぼやき。

ビートたけしの『座頭市』でお座敷で独楽が回っているシーンがある。
顔は出てないけど、この紋之助師匠がやってるんだそうだ。

風車という曲だ。

伝統芸能に傾倒していく仲冬の候。

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