« 対 磐田とか | トップページ | 藤原義孝 »

2008/05/26

ダービーとか の2

青赤軍団

この日の右サイドは、
気の遠くなりそうな程の時間を掛けて編み上げられたであろう、
ドレッドヘアのブラジル人と、
公式戦のピッチを初めて踏むことになる、
まだあどけなさを残す新人サイドバックのものだった。

ボールを相手に曝して誘い、
相手が乗って出てきたその刹那、
別の方向に押し出し、
忽ちのうちに体を入れ替わるという技を持つブラジル人は、
キャプテンマークを巻く相手の左サイドバックを、
この技で2度ほど手玉にとって見せ、
スタジアムへ足を運んだすべての人に、
このサイドが誰のものであるかを知らしめていた。

侵入してくるアタッカーを冷静に観察し、
的確な間合いで相手に自由を与えず、
勇敢にボールへのチャレンジを続けた、
新人の右サイドバックは、
ホームゴール裏からの強大な声援を力に変え、
自分のサイドを遂に守り抜いた90分間だった。

お互いにブラジル人が3人いた。
個を頼る3人と、組織としての3人と、
数は同じだが、
その意味において、
比較することさえ憚られることだろう。

あと2試合。

|

« 対 磐田とか | トップページ | 藤原義孝 »

東京2008」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30484/41324466

この記事へのトラックバック一覧です: ダービーとか の2:

« 対 磐田とか | トップページ | 藤原義孝 »