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2008/10/04

上野鈴本演芸場 10月上席 夜 3日目

え~小三治師の芝居の3日目でございます。

テレビ画面の右上に表示される”アナログ”って文字はありゃなんだってまくらから、小言念仏かしらと思っていたら、いきなり『金明竹』でした。

若いときにわざわざ大阪まで出向き、実際に大阪の方が喋る大阪弁を聞いてものにした道具七品の言い立ては、評判を取った。にもかかわらず「何も大阪弁をそのままにやらなくったって、東京の人が大阪弁だなって思うようにやればいいんじゃないか」という考えも擡げてきた。でも最初から人の真似をするのと自分の身体でつかみ直すのとでは、まったく違う。

噺に出てくる世界をイメージするという作業は、ほとんどが噺家の想像力の産物でありますが、実体験はそれを支えたり豊かにしたりしてくれます。

『落語百景』新人物往来社:32頁 ちょっと要約


ひとつの噺にもこういう背景があるんですね。

『金明竹』は、いわゆる大ネタとは言い難い噺です。でも堂々とトリネタに掛ける小三治師の矜持に痺れた、あたくしなンでございますよ。
中トリで掛ける『道灌』や『千早』なんかも、軽くてホント大好きです。

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