« どうでもいいはなし の3 | トップページ | どうでもいいはなし の5 »

2009/01/17

どうでもいいはなし の4

新宿末廣亭 正月二之席 6日目

この日も2階桟敷席まで満席の末廣亭だったンでございますよ。
良いお客さんに川柳師匠も満足なすったのか、踊りながら高座を下りて行かれました。

“今鳴る鐘はあれありゃ七ッ”
“七ッの鐘を六ッ聞いて、残るひとつは未来へ見上げ”
“お花、覚悟はよいか”

これまでに、いろいろなところで、いろいろな師匠の、
この台詞を聴いて来た、あたくしなんでございます。

下手側桟敷席にいらっしゃいました男性1人女性2人の3人組で、
そのうちの男性が、これは暴走じぃさんだねって意見を述べておられました。
言い得て妙でございます。

この噺に登場してくるのは、他には、幸兵衛さんの配偶者、最初に店を借りに来た豆腐屋、仕立屋の4人なんでございます。この日は幸兵衛さんの独演会で、後の3人は相づちを打つ程度しか口を開かずに、幸兵衛さん独りしゃべり続けておりました。
最初は確かに幸兵衛さんは小言を言ってた筈なンでございますよ。でもね自分の発した言葉に、なんだか自分で興奮したらしく、次から次に妄想が膨らんでしまった幸兵衛さんの暴走を、最後にはもう、誰にも止められなかったンでございます。

“赤鞘の大小が無ぇなら、俺がどっか脇で借りてきてやる”って、言ってました。

もう可笑しくて可笑しくて。

良い高座でした。

|

« どうでもいいはなし の3 | トップページ | どうでもいいはなし の5 »

小三治」カテゴリの記事

趣味の演芸 2009」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30484/43764807

この記事へのトラックバック一覧です: どうでもいいはなし の4:

« どうでもいいはなし の3 | トップページ | どうでもいいはなし の5 »