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2009/02/25

わたくしは、ユルネバが好きだ。

スカーフが彩るスタジアムに、荘厳に響き渡る東京ファンの歌声は、わたくしの心を奮わせる。たまさか、あれはイングランドの物真似だからいけませんよだとか、本家には到底敵わない代物ですよだとか、揶揄されたりもする。

そんな人達に出逢えばきっと、”余計なお節介にも程が過ぎる。あなた方はおしなべて、Jリーグで、否、この日本で唯一、スカーフを掲げ、堂々と胸を張り、この歌を高らかに唱和するわたしたちが、羨ましくて仕方がないのだろう。この歌を歌うことの真の素晴らしさを知り得るフットボールファンは、わたくしたちだけだということを、あなた方は認めたくないのだ!”と、わたくしは声を荒げてしまうだろう。

ユルネバを歌うあなたには、醒めやらぬ東京への愛が、揺るぎない東京への想いが、体から溢れだしてくるように感じられることがある筈だ。東京のファンなのだから、あなたはそれでいいのだ。

開始の笛の鳴る前、ゲームの終わり、負けて悲しい時、勝って楽しい時、励まそうとする時、様々な場面でわたくしたちはユルネバを歌ってきた。東京への凄烈な想いを、一度も見失ったことはない。歌うことでわたくしたちは、東京への無辜の忠誠心を確かめ合ってきたのだ。先人たちの、この歌へ込めた想いを受け継ぎ、次世代のファンへ、この想いを託す為、わたくしたちはこれからもユルネバを歌い続けることだろう。

諸君、スタジアムでこの歌を歌おうではないか。
スカーフを天に掲げ、ユルネバを歌う喜びをこの身に感じようではないか。
わたくしたちの傍には、いつでもFC東京がいてくれる。
わたくしたちは決して独りではないのだ。

今年もまたフットボールシーズンが始まる。

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東京2009」カテゴリの記事

コメント

師匠の落語の項にコメントさせていただいた道楽者です。
ユルネバに対する凛とした決意表明に激しく同意いたします。
爆心地の斜め上あたりで、今年もみなさんと共に歌います。そして、今年も東京にフットボールの季節が訪れてくれたことに感謝したいと思っています。

投稿: 道楽者 | 2009/02/25 15:50

私には10ヶ月になる息子がおります。
まだまだ歩くことさえままなりませんが、今年は彼の人生にとって初となるフットボール観戦をさせてやろうかと思案しております。
10年後…20年後…50年後、彼がスタジアムのどこかで歌い続けてくれていれば最高です。
You'll Never Walk Alone.

投稿: 果報者 | 2009/02/25 23:26

>道楽者さん

まいどまいどのご贔屓様でありがとうございます。
シーズンオフは寄席通いをしておりました。

そろそろフットボールへ切り替える為に、
言わば自分に宛てて書いた様なものでございます。

開幕では大きな声で歌いましょう。

>果報者さん

はじめまして。

たとえ最初は、ご両親様の導きであったとしても、数年の後ふと気が付けば、ご子息の傍らにFC東京があった。
こんなご家族はきっと幸せなのでしょう。羨ましく思います。ステキな親子間のフットボール文化だと思います。

彼がもしゴル裏に来ることがあっても、その時は多分あたくしはヨボヨボのじじぃでしょうから会えないことでしょう。

でもこれで良いと思います。クラブを支える次の世代が確実に育って来ているのですから。

ご子息と声を合わせてユルネバを歌う時が、今から楽しみですね。

今後とも宜しくお願い致します。


投稿: 三代目見返り柳 | 2009/02/26 07:45

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