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2009/06/23

どうでもいいはなし の13

新宿末廣亭 6月下席 夜 2日目

え~新宿の下席夜は、ご存知大看板、柳家小三治師の芝居でございます。

こう言っては他の師匠には失礼なンですが、小三治師以外の芝居で、2階桟敷が解放されるという事はそう多くはございません。(団体が入っていたらそれはもちろん別ですよ。)この日も当たり前のように2階は開いておりました。

いつからなのかは解りませんが、予備席のパイプ椅子が新しくなっておりました。クッションが従来のものよりかは厚みを増しておりました。かといって、ずっと座っていられるかというと話は別で、ケツが痛くなるのは毎度のことでございます。

ヒザ前は扇橋師。いきなり羽織を下座に放ったので、次が遅れているのかしらとちょいとドキドキ致しました。でも直ぐに引かれたので、ひと安心だったんでございますよ。多分ヒザの正楽師の入りが遅れていたのかなぁなんてね、勝手に想像しておりました。

出囃子『二上がり鞨鼓』が聞こえてまいります。口を真一文字に結び、目線を少しばかり上に置いた、いつもの小三治師の出でございます。ケツが痛いのを我慢し続けたのも、あたくしはこの時を待っていたからなンでございます。至る所で、待ってましたぁと声が掛かっておりました。

扇橋師の腕の血管が浮き出ているという話から、ヒザ前に扇橋、ヒザに正楽という布陣は最強だなんて話から、落語家と呼ばれたくない噺家と呼んでもらいたい、あなた方も落語家と言われたら嫌でしょう、と言ってもそんなことはまずありませんと笑わせておいて、落とし噺、芝居噺、怪談噺、人情噺やら色々な種類が落語にはあるんだよと、マクラを繋いでいらっしゃいました。中でも怪談噺を押されていたので“不動坊火焔”かなぁなんてあたくしは予想しておりました。それは全くの見当外れで演目は“お化け長屋”でした。

困った古狸の杢兵衛さんの、ため息とも取れない弱々しい“え~~~?!”が、あたくしは大好きです。

今日の一言。

“ちょっとあ~た、人がはなししてンだからちゃんと聞いてくださいよぉ”

ずぅっと言い続けていますが寄席はいいですよ。
至芸を間近で観られます。

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