趣味の演芸 2008

2008/12/25

どうでもいいはなし の月のもの の師走

いよいよ年の瀬。

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2008年12月 8日 新宿末廣亭   上席 夜 主任:柳亭市馬    【二番煎じ】
2008年12月11日 新宿末廣亭   中席 夜 主任:春風亭小柳枝 【井戸の茶碗】
2008年12月12日 上野鈴本演芸場 中席 夜 主任:五街道雲助 【宿屋の富】
2008年12月15日 浅草演芸ホール 中席 夜 主任:柳家権太楼 【睨み返し】
2008年12月16日 上野鈴本演芸場 中席 夜 主任:五街道雲助 【火事息子】
2008年12月17日 上野鈴本演芸場 中席 夜 主任:五街道雲助 【鰍沢】
2008年12月18日 上野鈴本演芸場 中席 夜 主任:五街道雲助 【二番煎じ】
2008年12月19日 新宿末廣亭   中席 夜  主任:春風亭小柳枝 【抜け雀】

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上席 下手桟敷席後方に青い目をしたお兄ちゃんが座っていた。
【二番煎じ】みたいな繊細なおかしみがわかるんだろうか。
わかるとしたら相当なもんだと感心をしていた。

中席は雲助師かな。来年も益々看板が大きくなっていくんじゃなかろうか。

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2008/12/17

どうでもいいはなし の6 の身の懴悔話

え~12月中席の夜は新宿・上野・浅草と、あたくしの身ひとつではとても足りない、出来得れば3つは欲しいくらいの顔付けなンでございますよ。これは前にもちょろりと書いたンでございます。

昨日上野の夜席はネタ出しで、五街道雲助師の『火事息子』でございました。
この日は上野だと!、あたくしの2009年度版能率手帳クレストの、12月16日Tuesdayの欄には、ひときわ目立つようにと、大きく赤い文字が記されていたンでございます。

嗚呼!上野にはね良い焼き肉屋がたくさんあるんでございますよ。ちょいと飲むつもりで入ったお店には『虎マッコリ700ml』期間限定の張り紙が。グラスじゃ売らないってんで、1本買って飲んでみたらこれがまた旨かった。

中入り前の市馬師の『掛け取り』までは起きていたんですが、再開からヒザまで落ちてしまい、気づいたらトリの雲助師の噺も半ば過ぎでございます。不覚でございました。あれほどに期待して入ったのに、しかも噺は絶品だったのに。悔いても悔やみきれない12月中席夜の6日目だったんでございますよ。

お酒はホドホドにね。by あたくし

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2008/12/12

どうでもいいはなし の5

え~、最近は落語が静かなブームらしいですな、なんて噺家が高座で喋る。たしかにそう感じます。最近寄席には、会社の上司らしい男性とその部下らしい女性の二人という組み合わせが増えて参りました。昨日の新宿末廣亭の夜もそうでした。

あたくしは前列の下手側に座ることが多い。
その二人組はあたくしの上手側に座っていらっしゃった。
あたくしの隣は男性だ。解説の声は聞きたく無くったって耳に入ってくる。

女:『寄席って毎日違う人が出るんですか?』
男:『今は芸人が増えてきて、出られない人が大勢いるんだよ。
だから10日日替わりでみんなが出るんだよ。』
男:『ほら今喋った"えんま"。本当は昼に出演することになっているじゃないか。』

『すいません、おじさん!それえ・ん・ばって読みます!』
教えてあげようと思いましたがやめました。
おじさんのメンツを潰してもナニですからな。あとはねぇ、せめて演目くらいは説明できるようになってから、女の子を連れて来たが、お互いの為にも、もっと寄席演芸を楽しめると思いますな。

女:『今のは何て噺ですか?』
男:『俺、トイレ行ってくる、ついでに売店で何か買ってくるよ。』

会話になっていませんよ。
落語ブームです。。。。

12月の中席の夜は、新宿、上野、浅草のどの席もいい顔が揃っていて、どこに行こうか狂おしく悩みます。但し小柳枝師匠の高座を拝見するとお風邪を召していらっしゃる様で、本来の調子ではないのかなぁと思います。となると上野か浅草てぇことになるのかしら。

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2008/12/02

どうでもいいはなし の月のもの の霜月

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2008年11月 4日 上野広小路亭 ネタ卸しの会。(名前忘れた) 三遊亭圓馬 【岸流島】
2008年11月 6日 新宿末廣亭 上席 夜 :主任 柳家蝠丸 【死神】
2008年11月25日 新宿末廣亭 下席 夜 :主任 神田松鯉 【肉付きの面】

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★11月は遠征が続いて疲れ果て、さすがに寄席には足が向かなかった。

ネタ卸しの会 圓馬師の【岸流島】
敵役の傲岸不遜な若い侍の描写をあっさりと演りすぎな気がしましたです、と言うよりむしろ無かったのでは。時間の都合かしら。聴いている客に、こいついけ好かない野郎だって思わせるくらいじゃないと、船上の町人の啖呵や強がりや何かが鮮明に浮かび上がって来ないんじゃないかなぁなんて、
素人が偉そうにいうな。
あと二つ目が3人出演したけど、真打になったら名前を書いてやるなんて、
素人が偉そうにするな。
演る前から言い訳するな。2,000円払うだけの藝を聴かせてみろよなんて、
素人が、これは言ってもいいかな。

★上席 夜
蝠丸師 【死神】。師のこの噺は初めて聴く。落ちの工夫になるほどね。

★下席 夜
神田松鯉先生。落語定席で、訂正1唯一、主任興業を打てる講談の先生。神田祭の洒落だってことを、訂正2橘右近の本で初めて知った。
去年は赤穂義士伝を日替わりで、今年は十八番をネタ出しで読みなすった。

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訂正1 調べてみたら、池袋で他の先生が主任興業を打っていらっしゃったので、唯一というのは間違いでございました。
訂正2 家には橘右近の本は無く、橘左近の本はあった。が、隈無く捜してはみたもののこの記述は無く、きっと誰かの書籍で読んだはずだが、出典不明。あまりに馬鹿で目が回る。

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2008/11/18

どうでもいいはなし の4

12月の中席の夜。

新宿 主任:春風亭小柳枝
浅草 主任:柳家権太楼
上野 主任:五街道雲助

あたくしの好きな師匠が違う所でそれぞれトリを取る。
どこに行きゃいいのさ、贅沢な悩みでホント困る。

20日の上野はネタ出しで芝浜なんだけど、
天皇杯があるから行かれないのがとても残念。
こうなりゃ3日ずつ通うか。

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2008/10/31

どうでもいいはなし の月のもの の神無月

2008年 10月 1日 上席 夜 上野鈴本演芸場 主任:柳家小三治 【船徳】
2008年 10月 2日 上席 夜 上野鈴本演芸場 主任:柳家小三治 【出来心】
2008年 10月 3日 上席 夜 上野鈴本演芸場 主任:柳家小三治 【金明竹】
2008年 10月 4日 上席 夜 上野鈴本演芸場 主任:柳家小三治 【湯屋番】

2008年 10月 11日 中席 夜 新宿末廣亭    主任:三遊亭圓馬 【井戸の茶椀】
2008年 10月 14日 中席 夜 新宿末廣亭    主任:三遊亭圓馬 【付き馬】
2008年 10月 15日 中席 夜 新宿末廣亭    主任:三遊亭圓馬 【試し酒】
2008年 10月 16日 中席 夜 新宿末廣亭    主任:三遊亭圓馬 【蒟蒻問答】
2008年 10月 17日 中席 夜 新宿末廣亭    主任:三遊亭圓馬 【小言幸兵衛】
2008年 10月 20日 中席 夜 新宿末廣亭    主任:桂 歌春 *代バネ*

2008年 10月 30日 下席 夜 新宿末廣亭    主任:鈴々舎馬櫻 【二階ぞめき】

*上席。柳家の芝居。
*中席。圓馬師の師匠、橘之圓師の江戸東京言葉が良かったす。
今ではなかなか耳に入って来ない、聞かれない言葉の数々でございました。
いつまでもお元気でいて欲しいと思います。
*下席。事前に四席のネタだしの芝居。期待通りの出来。イメージを膨らませどこまで客を引っ張って行かれるのかに、演者の力量を問われる噺でござりまする。随所に数々の有名な廓噺の世界をちりばめて、聴いているものを飽きさせない演出はお見事でございました。

【お見立て】
【杯の殿様】
【文七元結】
【三浦屋高尾】
【紺屋高尾】
【錦の袈裟】
【お直し】

他にも出てきていた筈だけど、いちいちメモしていないので憶えてはおりませぬ。

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2008/10/05

上野鈴本演芸場 10月上席 夜 4日目

え~初日から3日目までは空席もありましたが、土曜日ともなると満席ですな。6時半に入ったらちょうど立ち見になってしまいました。

太神楽の柳貴家小雪の“やなぎや”の“き”は最初からくっついていたって話から始まって、ユニクロの下着の話になって、ここまで相当時間を食っていた。どうなるんだろうと思っていたら『湯屋番』でした。

初日の『船徳』の若旦那とはまた気質が違っていて、『湯屋番』の若旦那は勘当の身の上を、まったくへこたれない。自分の都合のいいことばかり夢想している。時間の都合なんでしょう、途中で切ったのがまことに残念。

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2008/10/04

上野鈴本演芸場 10月上席 夜 3日目

え~小三治師の芝居の3日目でございます。

テレビ画面の右上に表示される”アナログ”って文字はありゃなんだってまくらから、小言念仏かしらと思っていたら、いきなり『金明竹』でした。

若いときにわざわざ大阪まで出向き、実際に大阪の方が喋る大阪弁を聞いてものにした道具七品の言い立ては、評判を取った。にもかかわらず「何も大阪弁をそのままにやらなくったって、東京の人が大阪弁だなって思うようにやればいいんじゃないか」という考えも擡げてきた。でも最初から人の真似をするのと自分の身体でつかみ直すのとでは、まったく違う。

噺に出てくる世界をイメージするという作業は、ほとんどが噺家の想像力の産物でありますが、実体験はそれを支えたり豊かにしたりしてくれます。

『落語百景』新人物往来社:32頁 ちょっと要約


ひとつの噺にもこういう背景があるんですね。

『金明竹』は、いわゆる大ネタとは言い難い噺です。でも堂々とトリネタに掛ける小三治師の矜持に痺れた、あたくしなンでございますよ。
中トリで掛ける『道灌』や『千早』なんかも、軽くてホント大好きです。

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2008/10/03

上野鈴本演芸場 10月上席 夜 2日目

え~柳家小三治師の芝居の2日目でございます。

噺は『出来心』でございました。
簡単な筋立ての噺で演る人は多いんですが、登場人物が多いので、そこんとこを上手くやらないと、目も当てられなくなってしまう噺でもございますな。あたくしが好きなのが『船徳』の船頭の親方や、『出来心』の泥棒の親方みたいな、ちょいと凄みを利かせた頑固そうな人物ですな。口をへの字に曲げて“馬鹿やろぅ”って子分に小言を言う時の、この”ばかやろう”の”ろ”の音の中に【ろ】と【る】が混ざったように聞こえる感じがとってもあたくしにはイイんです。って書いてみても、あたくしの描写がヘタなんで実際に聴いてみなきゃ、知らない人には何のことだかさっぱりでございましょうけどな。ちとしょんぼりです。

寄席が撥ねて、追い出し太鼓に送られながら、地下鉄の入り口に向かって歩いて行く途中、OLさん2人とその上司か同僚かと思しき男性1人の3人連れが、最後の人上手ね上手ねと高揚した声で語り合っていたのをチラと小耳に挟み、なんだかイイ気分になってしまったあたくしだったんでございます。

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2008/10/02

上野鈴本演芸場 10月上席 夜 初日

え~10月上席の上野は、柳家小三治師の芝居でございます。

噺家の時知らず。ここ最近ずいぶんと涼しくなってまいりましたが、掛かった噺は『船徳』でございました。実を申しますと、あたくしが寄席で、師の『船徳』を聴くのは初めてでございます。

まぁ、上手い人が演ると、いまどんなに涼しかろうが、盛夏の太陽がギラギラ川面に照り帰る大川になっちゃうわけでございましてね、よっ!高田馬場!って、ひと声掛けたくなりまさな。

寄席はいいですよ。至芸を間近で観られます。しかもつまんない芸人の時に寝ていても、何も言われない。ふふふ。

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