どうでもいいはなし

2008/09/18

どうでもいいはなし の2 にしとけ

9月 中席 夜 の池袋演芸場は柳家さん喬師の芝居でございます。

池袋は時間をふんだんにトリのために残す寄席でして、今席の番組表ではトリの上がり時間が19:30で、終演時間が20:30となっております。思う存分に演りなさいってことですな。

”お客さまはイイでしょうけど演るこっちは堪らない。ははは。”初日に仰ってました。
 事前に10の演目を掲げてありまして、ただ何を演るのかはさん喬師のその日の気分のお楽しみとなっております。しかも悩ましいことに、2日の休演がこの興行にはあるんですな。ですから10席の内2席は聴かれないってことになってしまう。こりゃ目当ての演目が掛かるまで通うしかないでしょうってことで。

生まれ育った所は本所吾妻橋で、子供のころはよく向島辺りで遊んだものでしたってマクラが入ってきた。
こりゃ百年目なのかな?
芸者さんがお稽古に通うのでしょう、三味線を小脇に抱え歩いていたりしてました。
おや?!
小学校の窓からは小唄やなにかお稽古の三味線の音が聞こえていたりもしてました。
『たちきり』だ。お目当ての噺です。ついに掛かりました。

昨日の”お染”を演じたときの、蓮っ葉な女郎の不貞不貞しさも見事でしたが、今回の柳橋の芸者“小糸”のウブな瑞々さ、若旦那への健気な想い、一途な心根、期待通りの高座でございました。

達者な人の60分って全く気にならないんですよ。噺に引き込まれてしまうとホントにあっという間で終わってしまいます。達者な人の場合はね。ふふふ。

あとは”雪の瀬川”が掛かれば言うことはありません。この噺は六代目の三遊亭、柏木の音源でしか聴いたことがありません。


一.御神酒徳利
一.柳田格之進
一.たちきり
一.雪の瀬川
一.唐茄子屋政談
一.おせつ徳三郎
一.品川心中(通し)
一.お若伊之助
一.百年目
一.子別れ(通し)

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2008/09/04

10月の

上席 夜の上野が、柳家小三治師の芝居。
中席 夜の新宿が、三遊亭圓馬師の芝居。

両師ともにあたくしのお気に入りなんで、今から楽しみなンでございますよ。

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2008/08/30

どうでもいいはなし の月のもの の葉月

2008年8月04日 池袋演芸場 上席 夜 :主任 林家正雀

--- 鈴本夏祭り 吉例夏夜噺 さん喬 権太楼 特選集 -----

2008年8月11日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家さん喬
2008年8月12日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家権太楼
2008年8月13日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家さん喬
2008年8月14日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家権太楼
2008年8月15日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家さん喬
2008年8月17日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家さん喬
2008年8月18日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家権太楼
2008年8月19日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家さん喬
2008年8月20日 上野鈴本  中席 夜 :主任 柳家権太楼

2008年8月25日 新宿末廣亭 下席 夜  :主任 春風亭正朝

*上席 夜 林家正雀師 真景累ヶ淵 通し公演 『富本 豊志賀』
昔は寄席が沢山あって次の演者が遅れて中々来ない、なんてことがあった。高座に穴を空けるわけにはいかないので、先に上がった演者は、次の人が来るまで繋がなくっちゃいけない。んで次の人が来たよって合図が、高座に脱ぎ捨てられた羽織を前座が引くことだったらしい。今ではめったに見られることはないんだけど、運の良いことにこの『羽織を引く』ということに、あたくしは初めて出会えたんでございます。
 中トリの柳家さん喬師が渋滞に巻き込まれ予定の時間に楽屋入りが出来なかったらしい。食いつきの古今亭菊輔師が上がって来て、さん喬師匠が遅れていることを告げて高座を繋いだ。

*さん喬・権太楼 吉例夏夜噺。
10日通しで前売り券を買っていたンだけど、8月16日の浦和戦をうっかりしていて、この日だけ行かれなかった。

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2008/08/01

どうでもいいはなし の月のもの の文月

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7月 1日 新宿末廣亭 上席 昼 :主任 滝川鯉昇
7月 1日 上野鈴本  上席 夜 :主任 五街道雲助
7月 3日 上野鈴本  上席 夜 :主任 五街道雲助
7月 9日 上野鈴本  上席 夜 :主任 五街道雲助
7月11日 新宿末廣亭 中席 夜 :主任 三遊亭圓丈
7月18日 新宿末廣亭 中席 夜 :主任 三遊亭圓丈
7月23日 新宿末廣亭 下席 夜 :主任 春風亭小柳枝
7月25日 新宿末廣亭 下席 夜 :主任 春風亭小柳枝
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7月1日は昼・夜の主任ともに『佃祭』。
上野は雲助夏の夜噺のうち3席。『佃祭』『唐茄子屋政談』『豊志賀の死』

新宿末廣・中席・夜を覗いてみると、*赤字は色物*

三遊亭ぬう生・三遊亭亜郎・三遊亭天どん【交互】
柳月三郎
三遊亭丈二
夢月亭清麿
ロケット団
三遊亭歌之介
林家彦いち
仙三郎社中
柳家小ゑん
川柳川柳

〈仲入り〉

三遊亭白鳥
昭和のいる・こいる
林家しん平
春風亭一朝
林家正楽
三遊亭圓丈

という顔付でした。

川柳師やしん平師が高座で、この顔付で俗に古典落語といわれているのをやるのは一朝師匠だけだねぇ。ある意味凄いなこりゃと感心していた。初めて寄席にいらっしゃった方っていらっしゃる?本当の寄席ってこんなんじゃないからねって笑ってました。
でもホント可笑しかった番組でしたよ。

新宿末廣亭・下席・夜
小柳枝師匠は好きな師匠なンだけど、体調を崩して2日しか行かれませんでした。 

8月上席は池袋の昼に大看板、柳家小三治の芝居です。
昼席なのと、遠征が続くのとで、2日と3日しか行かれそうにありません。

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2008/07/04

どうでもいいはなし の月のもの の水無月

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2008年6月2日 柳家権太楼一門会   東京芸術劇場

2008年6月2日 柳家三三 三夜連続 国立演芸場

2008年6月3日 柳家三三 三夜連続 国立演芸場

2008年6月4日 柳家三三 三夜連続 国立演芸場

2008年6月6日 新宿末廣亭 上席 夜 五代目小さん 追善興業 主任:柳家花録

2008年6月11日 上野鈴本 中席 夜 主任:柳家我太楼

2008年6月23日 新宿末廣亭 下席 夜 主任:柳家小三治

2008年6月25日 新宿末廣亭 下席 夜 主任:柳家小三治

2008年6月26日 新宿末廣亭 下席 夜 主任:柳家小三治

2008年6月29日 新宿末廣亭 下席 夜 主任:柳家小三治

2008年6月30日 新宿末廣亭 下席 夜 主任:柳家小三治

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しかしまぁ6月は、柳家の芝居しか観ていない。

【柳家三三 三十三歳 三夜三席 三宅坂】を4月くらいにチケットを押さえていた関係で、後から入ってきた柳家権太楼一門会を通して観られなかった。だからといって残念ってわけじゃないけどね。柳家三三が凄すぎた。

【五代目小さん 追善興業】:魅力のある日替わり番組だったんだけど、下席のことを考えると泣く泣く。

下席 夜 柳家小三治の芝居。

【蒟蒻問答】
【付き馬】
【出来心】
【青菜】
【厩火事】

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2008/07/01

新宿末廣亭 6月下席 夜 千秋楽

新宿末廣亭 6月下席 夜。
柳家小三治師の芝居も千秋楽でございます。

こうやって沢山のお客様が来ていただける。演っているわたくしたちも嬉しいですが、お客様も嬉しいに違いない。両隣に味方がいるてぇのは心強いもンです。まったく知らない者どうしが長い時間隣りあって座ってる。これも何かの縁でございますねぇ。などなど振って『厩火事』。

普段の暮らしの中で起きる、どこにでもありそうなこと。それを切り取って噺にしたらこうなりました。落語ってそういうものじゃないでしょうか。
【小学館文庫 柳家小三治の落語3 P265 演目解説】

衒いも何もそこには無いんだが、でも高座からは可笑しみが滲み出てくる。
千秋楽の高座もこの言葉通りのものでした。
平日の夜にもかかわらず、今日も2階桟敷まで満席でございました。


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2008/06/30

新宿末廣亭 6月下席 夜 9日目

新宿末廣亭 6月下席 夜。
相変わらずの柳家小三治師の芝居でござりまする。

味スタから飛田給へ向かう人の流れに辟易して、西武線の多磨駅から中央線で新宿に廻ろうとしたあたくしでございました。末廣亭の最終の入場時間は19:45なンでございますよ。新宿の駅に着いたのが19:24でございました。脇目もふらずにズイズイ歩きましたよ。職質の馬鹿おまわりに引っ掛かったらアウトでございました。人品の宜しい筈の私は、何故か職質に引っ掛かることが多いんでございます。今年は既に2回も職質の被害に遭っているんでございます。ひぃーひぃー言って到着した小三治師の高座でございます。

出囃子『二上がり鞨鼓』が流れて参ります。
空気が柳家に変わり、ひと言挨拶を述べて、いきなり『青菜』へ。

太陽が照りつける夏の日の縁側のゆっくりとした緩やかな時間。
聞こえてくる蝉の音は蜩でございましょうか。

わたくしは『青菜』の前半のこのゆったりとした時間の流れが大好きでございます。

後半、調子が上がって、笑わせ所の連続で引っ繰りかえっておりました。
この芝居の『青菜』は素晴らしかったです。

千秋楽はなンでしょうか。

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2008/06/27

新宿末廣亭 6月下席 夜 6日目

新宿末廣亭 6月下席 夜。柳家小三治師の芝居でござりまする。
今日も今日とて満席でござりまする。
2階桟敷席には郡山からお越しの修学旅行生。
多分初めての寄席見物の筈で、いきなり柳家とは運がよろしいようで。

小三治師が志ん朝師匠について何か語るというのは、文章ではあるが、実際に耳にするのは今回が初めてでございました。内容はここには書きません。あたくしの胸ン中へ、大事に大事に仕舞っておきます。

昨日は寒かったんで羽毛布団を引っ張り出してきたってマクラから噺は『出来心』へ。
表地と裏地が逆になっちゃったけど、涼しい顔してサゲまで一気。
軽ぅく軽ぅく滑稽噺を演る小三治師。
地のままに演っているように見せるのも芸のうち。

すがれてやすねぇ。

末廣亭の芝居も、千秋楽に行かれれば御の字ですかな。
うまくいけば29日に行かれないこともないけど、大混雑なんでしょうな。

中入りで山出しの中年馬鹿カップルがフラッシュ焚いて写真を撮っていて、
場内整理のお姉さんに怖い顔で怒られておりましたとさ。

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2008/06/26

新宿末廣亭 6月下席 夜 中日

6月下席、新宿末廣亭の柳家小三治師の芝居の中日でござりまする。
今日も2階桟敷が開いて、客がうなっておりました。

『付き馬』
“ンなら 逃げられたお前ぇがドジなんじゃねぇかよ”
“手間は昼寝したと思って負けてやるから木口の代5円置いて帰ぇれ”
“なに、ねぇ?おい!みんな出て来い!こいつにこれを背負わせてやれ”

左腕を肩の高さに挙げ、上手(かみて)を指さした先には、図抜大一番小判型が、あたくしにはハッキリと見えたんでございます。

高座はもちろん素晴らしかったんですよ。ただ、小三治師ほどの人でも枕で早桶の説明を入れたり、吉原の説明を入れたりしなきゃいけないんだろうかなんてね思ったりして。柳家目当てに来る人のほとんどは承知の筈なんだろうけど、ちょっぴり複雑な気持ちになりましたです。はい。

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2008/06/24

新宿末廣亭 6月下席 夜

新宿末廣亭の6月下席の夜は、
ご存知大看板、柳家小三治師の芝居でござりまする。
やっぱり客の入りが違ってまさな。

3時間もの間、予備席のパイプ椅子ではケツが痛い。
右隣のメモしてるオヤジの体臭が酷い。
左隣のジジィは徘徊癖があって、少しも大人しく座っていない。
左後方の桟敷席には、噺家には何々亭って亭号があるんだよって、何を言いたいのか良く解らない解説をしている若い衆がいる。
伊勢丹の地下で買った崎陽軒のチャーハン弁当(550円也)に入っていた海老を、中入りで落っことす。

諸々の労苦を乗り越え辿り着いた、小三治師の高座でございます。
『蒟蒻問答』
全てが報われた瞬間でありました。

今週はあと25と26日。

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2008/06/05

どうでもいいはなし の柳家三三

柳家三三 三十三歳 三夜 三席 三宅坂

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2008年 6月2日 【道具屋】 【三方一両損】 【山崎屋】

2008年 6月3日 【道灌】 【三軒長屋】 【崇徳院】

2008年 6月4日 【だくだく】 【三味線栗毛】 *サプライズゲスト 立川談春【三人旅・おしくら】 【笠碁】

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三日間の口演については、うるさがたが色々言うだろうからおまかせするとして、国立演芸場を33歳の真打が三日間満員札止めにしたという事実は、評価されて良い。他の同列の芸人で、グズグズ言うやつがいたならば、それではお前は、彼と同じにできるのかと問うてやる。出来はすまい。人気、実力とも揃っていなければ、三日間札止めになったりはしないし、わたくしは三日連続で通いはしない。

柳家三三という噺家の将来に対する期待が、これほどの評判を呼んだということに間違いがない。それでは将来に対する期待とは何であるか。それは師匠、十世柳家小三治の次は誰なのかという期待も含む。千秋楽に本人が述べた”この会が将来の柳家三三に果たした意味”を、楽しみに今後を見続けることになるのだろう。

とまぁ固いことを抜きに、良い会だったですよ。今の自分を全力投球で一切の芸惜しみ無しで出し切った感じでした。
【三味線栗毛】と【山崎屋】が自分には良かったかな。

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2008/06/02

どうでもいいはなし の月のもの の皐月

2008年 5月 7日 5月 上席 夜 上野鈴本 主任:柳家権太楼 
2008年 5月 8日 5月 上席 夜 上野鈴本 主任:柳家権太楼 
2008年 5月 9日 5月 上席 夜 上野鈴本 主任:柳家権太楼 
2008年 5月 12日 5月 中席 夜 新宿末廣亭 主任:春風亭一朝
2008年 5月 14日 5月 中席 夜 新宿末廣亭 主任:春風亭一朝
2008年 5月 16日 5月 中席 夜 新宿末廣亭 主任:春風亭一朝
2008年 5月 20日 5月 中席 夜 新宿末廣亭 主任:春風亭一朝
2008年 5月 24日 5月 夜席 夜 新宿末廣亭 主任:春雨や雷蔵
2008年 5月 27日 三越劇場 三越落語会 主任:柳家小三治
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上野鈴本は”権太楼噺 たっぷり十夜”のうちの3日。

【百年目】:ネタ出しでは音曲の入らない素話だったんだけど、この日は人があまり入っていなくて、権太楼師曰く、こういうときこそお客さんは良いことがあるよってことで、音曲、鳴り物入り。
【御神酒徳利】:柳家の御神酒徳利。
【文七元結】:権太楼師のこの噺は初めてで、この芝居でのわたくしのお目当てだったのだ。

新宿中席での一朝師の芝居。

【抜け雀】:この日は上手桟敷席に修学旅行生が30人ほどいた。
【井戸の茶碗】:この日は2階桟敷席に100人弱の修学旅行生がいた。
【蛙茶番】:わたくしの右隣の若い女性が、人情噺が聴きたかったのにと文句を垂れていた。
【淀五郎】:歌舞伎の四段目の由来の噺で、わたくしの好きな噺。上野での芝居で、桃月庵白酒師が【四段目】を掛けた。短い時間で四段目に関わる噺を聴かれて、大変にしあわせ。

新宿夜席

【猿後家】:春雨やのこの噺は珍しいんじゃないかな。

三越落語会

【湯屋番】:やはりお目当ては柳家。何度でも言うけど、小三治師うまいなぁ。

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2008/05/01

どうでもいいはなし の月のもの の卯月

2008年4月 1日 池袋演芸場 四月上席 昼席 主任:三遊亭歌之助

2008年4月10日 新宿末廣亭 四月上席 夜席 主任:柳家花録

2008年4月11日 新宿末廣亭 四月中席 夜席 主任:三遊亭歌雀

2008年4月21日 新宿末廣亭 四月下席 夜席 主任:柳家さん喬

2008年4月23日 新宿末廣亭 四月下席 夜席 主任:柳家さん喬

2008年4月25日 新宿末廣亭 四月下席 夜席 主任:柳家さん喬

2008年4月29日 新宿末廣亭 四月下席 夜席 主任:柳家さん喬

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新宿末廣亭 四月上席 夜
柳家花録師が末廣亭の夜席の初トリ。なんとか都合をつけて楽日に行かれた。
柳家噺の『唖の釣』

新宿末廣亭 四月下席 夜
柳家さん喬師の芝居。
出来うるなら全て行かれれば良かったのだが、そうもいかない。
21日。
『百川』
23日。
柳家の正装、黒羽二重五所紋付で高座に登場したさん喬師だが、
通ぶってはいるが一目初心者と思しき酔っぱらった中年サラリーマンの、
最前列から間の悪い声をにやる気をなくしたらしく、『棒鱈』。
もう糞ジジィどっか行っちまえと。
25日。
『中村仲蔵』渾身の出来。芝居噺である。素晴らしかったなぁ。
今日の客は良い客で、さん喬師もやりやすかったんじゃなかったかな。
29日。
『唐茄子屋政談』
挟んだ小唄は“書き送る”だったかな?

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2008/04/08

どうでもいいはなし の古今亭志ん朝

2008年3月26日にソニーからDVDが発売されるまで、わたくしたちが実際に耳にすることの出来る古今亭志ん朝の口跡は、ソニーミュージックから発売されている、古今亭志ん朝新選独演会15枚:29席+特撰・独演会18枚:31席と、ニッカン飛び切り寄席のCD集の1枚:3席の、都合CD34枚、63席のみであった。今回の発売により、CDの重複分を除いて、新たに志ん朝師の貴重な音源及び映像がわたくしたちファンのもとに6席も増える事になった。

取り分け、これからの寄席や落語会において掛かることは皆無であろうと思われる『浜野矩随』という噺を聴くことのできる幸福にわたくしは、発売を企画された方々のご尽力に心からの感謝を申し上げたいと思う。

これは私に初めての噺であった。そして恥ずかしい話だが、初めて泣かされた噺であった。よく人の文章で、噺を聴いて泣いてしまったなんてことを読んだりする。わたくしはそんな大袈裟なことは無いと思っていた。ところが、あった。自分自身に起きてしまったことだから、実際にあることだったのだ。

出掛ける際、浜野矩随が水を半分飲み残し、それを母親が一息に飲み干す場面がある。口にはしないが母親にとって、これが息子との水杯だったのであろう。結末が暗示されて、わたくしはここでやられてしまった。もう上質の芝居を見ているようである。
志ん朝師は嫌がるが、やはり名人なんだろう。

『四段目』と『反魂香』と『口入屋』はもったいなくてまだ見ていない。

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2008/04/01

どうでもいいはなし の月のもの の弥生

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2008年3月13日 【権太楼・さん喬・桃太郎 三人の会】

2008年3月19日 桂歌春 独演会

2008年3月25日 三越落語会 トリ 三遊亭小遊三

2008年3月29日 瀧川鯉昇 一人会

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うぅむ 今月は寄席に一度も行かれなかった。

【権太楼・さん喬・桃太郎 三人の会】
長講の会。
さん喬師がマクラを振って、”本所達磨横町に左官職を営む長兵衛さん…”ときた。文七元結である。これをぶつけられたんじゃ、権太楼師はただ済まないだろうなぁと思っていたら、【百年目】を掛けてきた。21:00終了予定が、21:40までずれ込む大熱演の会になった。

【桂歌春 独演会】
前述の会が、演者はもちろん客にまで緊張感を漂わせるようなガチな会であったとすれば、この会はもうファンの集いという様子の会。後ろに着席の年配のご夫婦などは、ご主人が奥様にネタをいちいち説明してあげていて、こういうほのぼのした会も、良いものなのだなと思いましたです、はい。

【三越落語会】
桂小文治師を初めて聞いた。達者な人だと思った。それだけ。

【瀧川鯉昇 一人会】
2時間2席。1時間の【千早】というのを初めて聞いた。マクラ45分、噺15分。

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2008/02/29

どうでもいいはなし の月のもの の如月

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2008年2月4日  2月上席 新宿末廣亭   :主任 五街道雲助

2008年2月7日  上野広小路亭 『瀧川鯉昇一門会』

2008年2月12日 2月中席 新宿末廣亭  :主任 三遊亭圓輔

2008年2月21日 内幸町ホール 『志ん五・鯉昇 二人会』

2008年2月22日 2月下席 新宿末廣亭    :主任 三遊亭歌之介

2002年2月28日 落語研究会           :主任 柳家権太楼  

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*『瀧川鯉昇一門会』 
師匠の噺を聴くために、他の弟子の噺をひたすら堪える。

*『志ん五・鯉昇二人会』
古今亭の大番頭志ん五師、古今亭噺を余裕で二席。
あたくしのお気に入りの鯉昇師、何を聴いても面白し。

*『落語研究会』
満員札止めの大盛況。つーかあたくしの5人後で切られ、危うし危うし。

トリの権太楼師は持ち時間55分の『百年目』。

“雲ひとつ無い真っ青な空に満開の櫻が浮かぶよう”
“緋毛氈には花見客が浮かれております”
向島の花見の場面には鳴り物が入って、大騒ぎが目に浮かぶよう。

来年別家をする大番頭が、ただの与太郎に見えたのはあたくしだけだったかしら? 

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2008/02/15

どうでもいいはなし の月のもの

最近物忘れが激しくなって参りまして、極私的なものでございます。

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2008年1月3日 正月初席 新宿末廣亭

2008年1月7日 正月初席 上野鈴本演芸場 主任:柳家小三治

2008年1月16日 二之席  新宿末廣亭    主任:柳家小三治

2008年1月21日 1月下席 新宿末廣亭    主任:三笑亭茶楽

2008年1月22日 池袋芸術劇場 笑遊・伸治二人会

2008年1月25日 1月下席 新宿末廣亭    主任:三笑亭茶楽

2008年1月29日 国立小劇場 落語研究会  主任:五街道雲助

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2008/01/30

どうでもいいはなし の2

え~柳家権太楼師がトリで『百年目』を演るってんで、ハンドボルに後ろ髪を引かれながらも国立劇場に足を運びましたよ。ところがね、権太楼師のトリは来月でしたぁ。ははは。その場にヘナヘナと座り込みそうになりましたが、ついでだから覗いていきましたよ。

“いま何刻だい?”
“四つで”
“いつ、むぅ、なな、やぁ、…”

落語を聴かない人でも、たぶんこのサゲはご存知のことと思います。
『時そば』ですな。

この噺をホール落語で演るのには、相当な度胸が必要なんだろうと思います。当たり前に演ったんじゃ、もうすぐ五百回を数えようかという落語会に足を運ぶようなスレた客には、大方が蹴られてしまうでしょうな。平凡な噺家はせいぜい、食べる仕草を五月蠅く演って笑わせようとするくらいなンでしょうが、この日の瀧川鯉昇師は実に結構でございました。鯉昇師が力を入れたのは、翌日与太郎が対峙する蕎麦屋の蕎麦だったんですな。ネタ割れするのでこれ以上は書きませんが、こういう演じ方もあるんだねぇと、馬鹿笑いをしながら関心しておりました。この噺を聴くことができましたので、元は取った気になったンでございます。

演者の力量が顕れやすい噺なのでしょう。

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第四百七十五回 落語研究会

古今亭志ん太 : やかんなめ
柳家花録    : 長短
春風亭一朝  : 二番煎じ
       仲入
瀧川鯉昇   : 時そば
五街道雲助  : 宿屋の富  

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2008/01/28

今のところ

Photo

あたくしにとって、今年最大のトピックでございます。

迷わず予約致しました。

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2008/01/17

ことしの どうでもいいはなし の1

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお引き回しの程お願い申し上げます。

正月気分の抜けてきた上野鈴本演芸場初席の七日目。
この日は春の七草でございました。今ではあまりない風習ですが、芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)の入った粥を食べるンでございます。
この七草 にちなんだ噺を三遊亭金馬師が掛けるってんで、ノコノコと上野に出掛けていきました。この噺は現在、金馬師しかやる人がいないそうで、この日を聞き逃すと来年まで聞かれないということになるんですね。相変わらず足の具合がお悪いみたいで、釈台を置いての高座でございました。早く快復なされて、いつまでもお元気でいて欲しいと思いますな。

夜席トリは柳家小三治師匠。ご存知大看板でございます。
寄席は来るほどに中毒になるので、何度も寄席に足を運んでみては如何?とお客さんを誘惑しておりました。

新宿末廣亭二之席の6日目。

やはり夜席トリは柳家小三治師匠。
奇しくも同じ噺に遭遇する羽目になるとは思いもよらず、ムムム感は否めませんでした。上野の時とは噺のまくらが全然違っていたことが救いといえば救いだったでございましょうか。

今年は何回寄席に足を運ぶことになりますやら。
ぼんやりと始まる’08シーズンなンでございます。

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2007/11/30

天野屋利兵衛は男でござる。

本所松坂町天野屋利兵衛は、恩義ある赤穂藩に報いるために、江戸の浪士の武器調達に奔走する。しかしは大阪東町奉行所の知れるところとなり争乱準備の咎で投獄される。数々の拷問による吟味にも屈しない利兵衛に、自白を促すことは容易では無いと判断した大阪町奉行所は、利兵衛の長子を拷問の場に引き出し、白状せぬ時は子供を痛めつけるがどうかと利兵衛に迫る。

ここで有名な台詞が利兵衛の口から発せられる。

”どこの世に我が子の可愛くない親があるものか。されども信義は曲げられぬ。”

”天野屋利兵衛は男でござる。”

大向こうを唸らせる場面ですね。あたくしがぽぉっとするところございます。
歌舞伎の十段目ですが、最近はあまり掛からなくなったのが残念なことです。

もうすぐ忠臣蔵のシーズンですな。
テレビの時代劇でも必ずと言って良いほど挿入される、役者映えのするシーンでございます。明日”原博実は男でござる!”ってことになりますかな。

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2007/11/23

猫の災難

2007年11月22日 三越劇場 とっておき二人会

柳家小三治 : 小言念仏
桂 歌丸   : 質屋庫
      中入り
桂 歌丸   : 粗忽長屋
柳家小三治 : 猫の災難

チケットを入手するのが難しい噺家の筆頭が柳家小三治だろうと思う。
幸運が重り、最前列下手側という理想的な席の予約ができた。

使っている石鹸の話で、持ち時間の半分を使った小三治の小言念仏。
ハメものを使った歌丸の質屋庫、中入り後軽く流した粗忽長屋を経て、
本日のトリの猫の災難。

8月に聴いた、上野鈴本での柳家権太楼の長講1時間の”らくだ”が、今年自分が聴いた口演の中で一番だったが、この日の小三治の”猫の災難”が今年の一番の口演になった。

話自体は他愛もない筋立てで、主人公の家にやって来た男の、勘違いを勘違いと言い出せず、そこに生まれた食い違いをごまかすために主人公がいろいろ企むんだけど、それがますます食い違いを生み出してしまうという噺。

小三治が酒を飲むと本当に酒を飲んでいるように見える。小三治が酔っぱらうと本当に酔っぱらっているように見える。大袈裟な書きように思われるけど、本当にそう見えるのだ。『一に落ち、二に弁舌、三に仕方』という言葉があるが、柳家の面目躍如。

この日、小三治を見られたしあわせ。

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2007/11/08

どうでもいいはなし の16

江戸曲独楽

”いつもいつもありがとうございます。”

新宿末廣亭の芝居がハネて、プラプラと伊勢丹に向かって歩いていたら、脇から声を掛けられた。声の主は、キャリアの付いた大きい鞄を引きながら、釣り竿をしまっておくようなバックを肩から下げていた。最初誰だか思い浮かばなかったが、すぐに判った。江戸曲独楽のやなぎ南玉師匠だった。

キャリアの豊富な芸人さんは、高座から客席を見渡せると聞くが、本当なんだと仰天した次第。というよりも、自分みたいな半端な客にも、しっかりと頭を下げることができる芸人の心意気がよくて、久々にイイ気分になった。
これはつい最近の出来事。

江戸曲独楽といえば、日本刀の刃に独楽を乗せて切っ先で止めるという、刃渡りの曲というのがある。ちょうど南玉師匠の写真がそうだ。

地方の仕事で飛行機に乗ろうとしたら、凶器の持ち込みと疑われて別室に連れて行かれ、検査官に囲まれて芸を披露する羽目になり、しくじったら疑われてしまうかもしれないので、こんなに緊張した高座?はなかったとは、三増紋之助師匠の上野鈴本の芝居でのぼやき。

ビートたけしの『座頭市』でお座敷で独楽が回っているシーンがある。
顔は出てないけど、この紋之助師匠がやってるんだそうだ。

風車という曲だ。

伝統芸能に傾倒していく仲冬の候。

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2007/11/01

どうでもいいはなし の15

二代目 林家三平が誕生するらしい。

今朝テレビで流れていた。

高座同様クサイ会見。

藝もねぇのに前に出過ぎじゃね?林家。

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2007/10/15

どうでもいいはなし の14

柳家権太楼は自著【『江戸が息づく古典落語50席』/PHP文庫 2005年2月16日 第1版第1刷/】の中で、『笠碁』について、

ゆったりとした時間の流れが感じられます。(中略)しかし、場内をそういう雰囲気にしてしまうのは、一朝一夕にできるものではありません。テンポや勢いでもっていく噺ではないので、登場人物に年齢にだいぶ近くなった私ですが、『笠碁』はまだできません。同書160頁

と記している。
今年『笠碁』を聴くのは3回目である。自著にいう“まだできません”から、”やってみよう”という了見に変わってきたのであろうか。

中入り前の、茶飲み話というか座談会といか、力が抜けていて実に良かった。
若手噺家についての評論もあったけど、いちいちここには書きません。

桃太郎師匠は相変わらず可笑しい。

2007年10月14日 第1回特選落語会 柳家権太楼・昔昔亭桃太郎二人会 

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2007/10/04

ブームとはなんぞや

巷では”落語ブーム”だそうですな。ホントかよと疑っちゃいますが。九月上席夜、寄席の殿堂、上野鈴本には30人くらいしか入っていませんでした。中トリの権太楼師匠が、寝ていても構わないから、どうか帰らないでくれとお願いしていましたな。九月下席夜、寄席の歌舞伎座新宿末廣では、古今亭寿輔師匠が、これだけ客がいないと涼しくていいとボヤいていました。

巷で喧伝されているところの”落語ブーム”を受けたのかどうかは判りませんが、河出書房新社が良い本を文庫化してくれました。これが”落語ブーム”なんでしょうな。有り難く恩恵を受けておりますよ。

正岡容oヨセバヤシ
寄席囃子
正岡容寄席随筆集
正岡 容 著

定価819円(本体780円)
ISBN 978-4-309-40863-7 ● Cコード 0195


秋になると、あたしの思い出に、旧東京の寄席風景のいくつかが、きっと、儚い幻灯の玻瑠絵ほどに滲み出す。【163頁】

寄席が東京の庶民と共に生きていた時代の、それこそ銭湯と同じように町内に1軒あった時代に、寄席の淫乱と尊称を奉られた【同書193頁】ほどに寄席通いをしたのが、正岡容という人です。先々代の小さんだとか先代の柳枝だとか、顔と名前がほとんど一致しないというより、顔さえも知らない噺家の名前があがってるン。寄席の名前も神田立花亭だとか、京橋金沢亭なんてのがポンポン出てくる。

過ぎ去った時代を、古き良き東京を、味わうには良い本だと思いますな。

この本を読んで、寄席ってとこはイイとこだなんて過剰な期待を抱いて入ってくると、外れた時の衝撃が大きいので、ホドホドの期待を抱いて寄ってみましょう。

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2007/09/27

三越落語会

日本橋三越本店の6階にある三越劇場は今年で80周年なんだそうな。
奇数月に開催される落語会に足を運びましたよ。
ジジババ率の高い会だ。

左隣に座ったジィさん2人連れは落語を聴き続けて60年なんだそうな。恐れ入って奉り昔話に耳を傾ける。落語ファンはキャリアがものを言う世界。どんなに能書きほざいてもキャリアには勝てない世界。何故ならばこの人たちは、今やあたくしたちがCDでしか味わえない先代の文楽や先代の金馬や志ん生や圓生や可楽や柳橋やらの高座をリアルタイムで目の当たりにしているから。

春風亭柳朝: 悋気の独楽
林家いっ平:  荒茶
春風亭一朝: 淀五郎
桂 米助:   猫と金魚
三遊亭金馬: はてなの茶碗

トリの金馬師は足を悪くしているそうで釈台を前に置いての高座。
言い立てを間違えたけど、会場は暖かいお客さんで、みなさんニコニコして聴いていたのが印象的だった。

こういったほのぼのとした落語会はあたくしには心地いいな。
中にはその芸人だけを追いかけているオタやら青臭いガキの群れている、テンパった会もありますからな。

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2007/09/07

どうでもいいはなし の13

二代目林家木久蔵襲名。

大騒ぎする必要はどこにもない。

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2007/07/04

どうでもいいはなし の12

Photo_1滝田ゆう落語劇場
ちくま文庫
定価:924円(税込)
Cコード:0179 整理番号:た-11-2
刊行日: 1988/09/27 判型:文庫判
ISBN:4-480-02262-7
JANコード:9784480022622

滝田ゆうの独自の線と彩色は、我々が心に隠し持つ、ある郷愁を呼び覚ますのではないか。

落語という芸能は、
噺家の創造するイメージを、聞き手である我々が共有できた時に初めて成立する。
その共有するイメージは、
滝田ゆうの描き出す世界と見事にシンクロしている、と書くと褒めすぎであろうか。

子供の時分、親父の書庫に潜入しては、読めもしない『大人の本』に憧れた。
その中にあったのがこの本だった。
落語を落語と認識したのは、テレビでも寄席でもなく、実はこの本だった。
間を取るための何気ない1カットなど、ガキには絶対に解らない。
最近になってしみじみ良いなと思う。

ヒマとお金があって、落語にちょっとだけ興味がある人にお勧めな 
どうでもいいはなし。

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2007/06/28

どうでもいいはなし の11

昨日、ル テアトル銀座での落語会。

白酒、市馬、権太楼、小米朝と繋いだ良い流れを、トリがぶち壊し。

引退して小三治に名跡を譲ったが、自分自身の為にもいンじゃね? 

無理だよ。トリで寝ちゃったよ。

小米朝が達者だったてのが救いかな。

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2007/06/08

どうでもいいはなし の10

藝の折り目

2007年6月4日、林家正雀師が上席のトリを努めます新宿末廣亭に、行って参りましたよ。正雀師は、こぶ平じゃない先代の正蔵の最後のお弟子さんです。
掛けましたものは『笠と赤い風車』という噺。
人情話です。興味があるなら筋は調べてね。

うまいことに正蔵師にも正雀師にもこの噺のCDがあるんで、聞き比べてみました。細かな言い回しは違ってますが、演出から何からまるで同じなんですね。

噺はね、師匠から弟子へと、そのまた弟子へと、連綿と受け継がれていくンです。こいつぁはどの師匠の演り方だって判る、それこそ系譜の読める折り目の正しい藝てのは、聞いていてホント気持ちの良いもンです。あまりに気持ちが良くって、俺の隣のばあさんは桟敷の手摺りに凭れながら寝ちまってしまいましたけどね。

柳家なら柳家の噺。古今亭なら古今亭の噺。そうやって折り目正しくきっちりやる人があたくしは良いンです。様式の美しさに心を躍らされる質なン。

この『笠と赤い風車』という噺は、林家正蔵のためにNHKが平岩弓枝に依頼して書きおろされたものなんだそうですよ。

ま、どうでもいいはなし。お粗末様。

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2007/06/04

どうでもいいはなし の9

東京には寄席が4軒あって、上席・中席・下席と10日交代で年中興業をやってます。一応は出演予定はあるんですけど、看板に無い奴が上がってたりするから、それはそれで楽しい発見もあるんです。入れ替わり立ち替わり上がってくるんで、各々の持ち時間は15分くらいってとこですかね。そういった理由で大きいネタは掛からない。掛けんのはトリか、中入り前くらいなもんです。寄席は芸人の顔見せという感が強いですかね。中には本当につまらないのもあがってくるから、油断はできません。観る側のあたくしたちも、覚悟決めてお目当て以外は、弛んで観ていることのが多いです。

ところがホール落語てのはね、お目当ての芸人がたっぷりやるン。来てるお客さんも食いつきが違ってるン。もうなにがなんでも笑ってやろうてのが多い。ちょっとした仕草にもうるさいくらいにゲタゲタ笑うてぇ奴がそこかしこにゴロゴロいる。寄席のお客さんとはもう最初っからテンションが違ってる。つい最近もホール落語に行って来たんですけどね、ちょっとしたくすぐりでも、のけ反って笑ってる奴がいたんで、後ろからひっぱたいてやろうかと思っていました。

主催者側もね、演ってる途中で物は食っちゃいけない、出て行くときは後ろから出て行かなくっちゃいけないとかなんとかね、いちいち注文つけるんで、へそ曲がりなあたくしはこれまたイライラしてました。

まぁ寄席とホール落語と、どっちが良いかなんてな簡単に答えの出せる事じゃないし、お互いに良いところも悪いところもあるんでしょうしね。あたくしはといえばどっちかてぇと寄席通いのが長いんで、幕の内弁当を食べながら、ゆるぅ~く観んのが相性は合ってますかね。好きなときに出かけてって、たまたま好きな噺家が上がってたってのが理想なんですけどね、そういう機会にはなかなか巡り会えません。だからこそ、テレビには出てないんだけど渋くて粋で軽い噺家に出会うと得した気分になれるんですな。

今日6月4日は寄席の日とかで、木戸銭が半額になって、しかも団扇がもらえます。

ま、どうでもいいはなしでした。


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2007/05/16

どうでもいいはなし の8

林家こぶ平が林家正蔵を襲名したってことを知らなくても、別に生きていくのになんの不都合もない。柳家三語楼が柳家小さんを襲名したことを知らなくても、別に生きていくのになんの不都合もない。ところがこのふたつの名前にどのような意味があるのか知識があったり、ちょっとでも寄席に通ったり、少しでも落語に興味を持っている者にとってしてみれば、このことは、平山がアマラオを名のっちゃうような、それくらいの大騒ぎな出来事だったのであるな。

まぁこぶ平が正蔵になりそうなのは薄々と感じてはいたけれど、小さんはね、驚いた。何故という感覚のが強かった。その問いに応えるかのように、わたくしの何故に手掛かりを与えてくれたのがこの本でございます。

権太楼の大落語論書籍名   : 権太楼の大落語論
        (ゴンタロウノダイラクゴロン)
著者名   : 柳家 権太楼 著(ヤナギヤ ゴンタロウ) 
版元    :(株)彩流社
発行日   : 2006-04-05
税込価格 : ¥1890
本体価格 : ¥1800


先代に肩を並べることができるわけはないんだしね、今の小さんはこうだてぇのを、作り上げていけばいいのかなぁなんて。正蔵もそうよ。看板を大きくするのも小さくするのも本人次第だしね。10年後にどんな正蔵になってんのかね、楽しみではありますな。

どうでもいいはなしでございました。

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2007/05/11

権太楼マニア

浅草演芸場 五月下席 夜の部
http://www.asakusaengei.com/hall/prog_inx.html

鈴本演芸場 五月下席 夜の部 中入前
http://www.rakugo.or.jp/5shimoa.htm

新宿末廣亭 六月上席 夜の部 
http://www.suehirotei.com/

池袋演芸場 六月上席 夜の部 主任

http://www.ike-en.com/index2.html

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ビクター落語会 ~蓄音機の犬~
6月2日 夜席

http://www.jvcmusic.co.jp/rakugo/index.html

柳家権太楼一門会
6月18日

http://www.web-gon.com/news.html

第21回読売GINZA落語会
6月27日

http://info.yomiuri.co.jp/event/05001/200704183900-1.htm

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2007/04/03

どうでもいいはなし の6

『え~皆様方にお願いがございます。今日最後にあがる我太楼は、今日が初めてトリ、主任でございます。途中で席をお立ちになりますと大変に動揺いたします。皆様にもご都合がおありでしょうから、お帰りになる時はあたしん時か、この次の正楽ん時にお帰りになりますよう、わたくしからお願い申し上げます。』

師匠権太楼がヒザでこう口上した新宿末廣の4月の上席でのこと。

こう言われていたにも関わらず、紙切りでお猿さんを切ってもらって、上機嫌になったのか、用はもう済んだのか、一等前の真ん真ん中に座っていたじいさんは、我太楼がマクラを振り始めた途端、ガバと立ち上がり、ノソノソと帰っていった。

因業なじじぃもいるもんだねと思いながら、我太楼が掛けたのは厩火事。
テンパリ気味でちょいとはやったような。

まあ どうでもいいはなし す。

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2007/03/16

どうでもいいはなし の5

新宿駅の南口を出て、国際劇場の裏通りを紀伊国屋に向かって歩くのである。
途中の伊勢丹の地下で幕の内弁当を買うのである。
そのまま地下を歩いて行くのである。
見慣れた出口を上ると、新宿末廣の木戸なのである。

桟敷席が好きなのである。
空いて無くてもとぼけて座るのである。
座ればこっちのもんで、すかさず弁当を拡げるのである。

上がってるのがセコだと、タケノコやらレンコンやら、
ガリガリ音を立てながら囓ってやるのである。
好きな噺家さんだと、食べるのをやめてじっと大人に聴いているのである。

つまんないと足を投げ出して欠伸をしてやるのである。
面白いとしゃんと正座して聴くのである。

桧山うめ吉が上がろうものなら、口を半開きにしてぽぉっと観ているのである。
権太楼ならゲハゲハ笑うのである。
小柳枝ならしんみり聴くのである。
4月は下席の夜のトリが志ん五なんで、今からワクワクなのである。

だからなんだといわれても困るのである。

どうでもいいはなしだからである。

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2007/02/21

どうでもいいはなし の4

昨晩、NHKBsHiVisionの23:00から