2008/06/20

だめだ

アンツル昨日帰りがけに買って、電車で読んでみたら、これどっかで読んだことあるなぁと思い、家着いて腰が抜けた。当たり前な顔して棚にあるじゃねぇか。しかもこのシリーズはつい最近の発行なんで、前回購入してから、そう間が開いてないはずだ。っとに自分の馬鹿さ加減に呆れてバリバリ歯ぎしりをして、歯茎から血を滲ませたりしておりますな。

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ワタシノヨセ
わたしの寄席
安藤 鶴夫 著

定価945円(本体900円)
ISBN 978-4-309-40900-9 ● Cコード 0176
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安藤鶴夫、通称アンツル。落語という芸能はかくあるべしという美意識を、強烈な個性で築きあげ、先代の桂三木助の『芝浜』を激賞した人でございますね。自分の好みの芸人以外はなかなか認めようとしない態度は、多価値併存という考え方を持つ人のが多い現代においては、ややOldfashionな感じも否めませんな。

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2008/05/28

藤原義孝

君が為惜しからざりし命さえ長くもがなと思ひけるかな

ま~っつぐよね。純よね。

こんな心持ちになったな、いつのことだったかねぇ。

オヂちゃん、忘れちゃったな。



3023510_2著者 :尾崎雅嘉(おざき まさよし)
2004年11月10日 発行 第31刷 岩波文庫
ひゃくにんいっしゅ ひとよがたり 
地下鉄でこれを読んでいて、ピョイと頭に浮かんだのが、前の感想。
つーか、今岩波を覗いてみたら、品切れ重版未定ってなってるし。
岩波はケチだから、在庫抱えるのが嫌さに、少ししか刷らないんだよ。
良い本だから、見つけたら買っても損はないかもね。
でも、その責任は負わないけどさ。

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2007/01/09

牛丼屋夜間アルバイト

牛丼屋夜間アルバイト
【発行】本の森 【発売】星雲社
2001年9月14日発行 四六変判 並製 100頁 詩集
ISBN4-434-01325-4 C0092

1976年生まれの詩人。

いいぞ~。
ヒマとマニーがあったら読むといい。


うまく言えないことが多すぎて

「うまく言えない、うまく言えない、

なにもかもうまく言えない」と

くもった目をして

つぶやいていたら、

「うまく言えなくてもいいよ。

うまく聞く自信」なんてないから」と

笑ってくれた人がいて

ほっとして、たくさんの話をした

【うまく言えなくても】


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2006/11/14

定家百首

定家百首


講談社文芸文庫

定家百首・雪月花(抄)
著者: 塚本邦雄
発行年月日:2006/10/10
サイズ:A6判
ページ数:288
ISBN:4-06-198457-8

え~塚本邦雄が自分の好みの藤原定家の百首を読みましたって本です。

定家知らない人いないと思うけど、知らなきゃ自分で調べるように。
塚本邦雄知らない人はいてもおかしくないので、この本読むように。

簡単に言っちゃえば、塚本邦雄の超絶した言語感覚に、
ただひたすら感心してしまう本ということになるのかしら。

たとえばね、

夕暮れはいづれの雲のなごりとてはなたちばなに風の吹くらむ

あたしなんざ、ただぼんやり、この歌いいなぁなんて思ってたんですが、
塚本邦雄はただぼんやりってんじゃダメなんです。
許してくれない。
もう徹底的に読む。
オラオラァって読むんですね。

騙されたと思って、ここんとこを立ち読みでもいいから読んでごらんな。
ほうほう言い過ぎて、おまいはミネルヴァの梟かってなもんですよ。

時間とお金があるんなら読んでも損はありません。

というわけで、恋する乙女・受験生諸君・キャバクラでお姉ちゃんを何とかしようと邪な考えを持った人(あ、こりゃあたしだ)に、お勧めの本でございます。

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2006/10/03

小鍋だて

池波正太郎作品に登場する料理で、喰いてぇ~と思うのに”小鍋だて”があります。

 梅安は、鍋へ、うす味の出汁を張って焜炉にかけ、これを膳の傍へ運んだ。  大皿へ、大根を千六本に刻んだものが山盛りになってい、浅蜊のむきみもたっぷりと用意してある。  出汁が煮え立った鍋の中へ、梅安は手づかみで大根を入れ、浅蜊を入れた。千切りの大根は、すぐ煮える。煮えるそばから、これを小鉢に取り、粉山椒をふりかけ、出汁と共にふうふういいながら食べるのである。  このとき、酒は冷やのまま、湯飲み茶わんで飲むのが梅安の好みだ。

梅安最合傘

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2006/09/06

同日同刻

同日同刻

同日同刻


山田風太郎


ちくま文庫

私は当時の敵味方の指導者、将軍、兵、民衆の姿を、真実ないし真実と思われる記録だけをもって再現して見たい。しかも、同日、できれば同刻の出来事を対照することによって、戦争の悲劇、運命の怖ろしさ、人間の愚かしさはいっそう明らかに浮かびあがるのではなかろうか、と考えた。【まえがき】


あの戦争は何であったのか、得心する答えを用意できないでいる人に。

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2006/08/28

ちょっと書いとくさぁ (琉球風味)

電燈
電燈

著者 シェイマス・ヒーニー
訳者 村田辰男・坂本完春・杉野徹・薬師川虹一

買ったはいいが、どこかに置き忘れたらしく、俺んちにはない。

くやしい。


きのう、最後のキメ技にサライをだしてくるとは思わなかった。
みんな真面目に歌ってたのにもビックリ!
これは見事にヤラレた。(わかる人だけ)


バイオハザード4 あと少し。

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2006/08/11

闇を讃えて

ホルヘ・ルイス・ボルヘス "闇を讃えて" 水声社 訳 斎藤幸男

ボルヘス


今日こそが我慢の終わる日であってほしいものだ。

【迷宮 エル・ラビリンス】

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2006/07/16

ゲッツ 板谷

板谷バカ三代
『板谷バカ三代』 ゲッツ板谷 角川文庫


面白いし、
バカバカしぃし、
腹筋よじれるし、
ヒィーヒィー涙しながら読めるし。

ただ通勤電車で読むのやめたがいいな。

ニヤニヤしたり、
クスクス笑ったり、
まわりからすればアブナイ人に見られちゃう。

読み終わって、
理屈抜きに、あー面白かったってのには、
そう滅多に出会えるもんじゃねぇぞ。

590円でリラックス出来ると思えば安いモンだ。
暇な人読んでみれ。

言っとくが、おりは角川の手の者じゃねぇからな。


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2006/06/25

ファイティング寿限無

ファイティング寿限無


『ファイティング寿限無』 立川談四楼 ちくま文庫

『こんな時代だ、落語がちょいと上手いだけで売れるわけがねぇ。己に付加価値をつけろ、落語以外の何かでマスコミに斬り込むんだ、見事に売れてみせろ』P11

てことで主人公橘家小龍こと小林博は、師匠から“ファイティング寿限無”というもうひとつの名前を付けてもらうことになった。
この主人公の活躍はいかにって話なの?
文庫の帯には痛快!青春小説の傑作!ってあるけど。

でも実のところはそうじゃない。
この本はね、人が相手を思いやる優しさ、人と人の絆の強さを感じる本だと思うの。
橘家小龍を取り巻く橘家一門の絆、
ファイティング寿限無を取り巻く金丸ジムの絆、
小林博を取り巻く家族や商店街の人達の絆、
この3本の絆が、場面場面で縺れあいながら語は進んで行くんだね。
そんでその絆は、最終的にはどこに向かってったか?ってことになるんだな。
う~むこれからどうなんだろうと思って読み続けていけばあなた、
ラストはねぇ、○#●△◎●になんだぞ!
おっと、これ書いちゃルール違反だね。

立川談四楼という人は初めて読んだんだけど、文章のドライブ感が俺には良くて、文字を追う目がページをめくる手に追いついちゃうくらいのスピードで読めましたよ。場面をスパスパ切り替えて行くやり方なんざ、高座で噺を聞いてるかのような感覚だったしね。

時間のある人は読んでみれ!

いいぞぉ~。
驚くぞぉ~。
泣くぞぉ~。

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2006/02/03

雑感

イエスとはなにか』
笠原芳光・佐藤研編
荒井献・吉本降明・岡井隆・木下長宏・磯山雅・
春秋社

『イエスとはなにか』
笠原芳光・佐藤研編
荒井献・吉本降明・岡井隆・木下長宏・磯山雅・
春秋社

その対象との距離をいかに正確に自己において推し量るということ。
たとへそれがどのような対象であったとしても、この態度は大切なことだろうと思う。

そして、そのことについて語るという事は、
その対象に投影する、自分を語るということだろうと思う。

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2005/06/21

書物復権

版元8社

岩波書店
紀伊國屋書店
勁草書房
東京大学出版会
白水社
法政大学出版局
みすず書房
未來社

による

書物復権ってのを毎年やってましてね、

こんなかの未来社の日本詩華集てのを買いました。

万葉集から現代までの日本の詩歌を集めたものですね。
初学の者にはもってこいの本です。

与謝野晶子の『みだれ髪』なんざ
こういう機会でもないと、読みませんからね。

晶子ちゃん艶めかしい作品を作ってたのね。


本屋のまわし者ではありませんのでね、誤解の無いようにね。

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2005/05/31

永井荷風

岩波文庫に、荷風の『江戸芸術論』てのが納めてありまして、その中の『浮世絵の山水画と江戸名所』って論文があるんです。

荷風はこの中で、北斎の“隅田川両岸一覧”って作品を文字だけで描きあげようとしています。で、荷風の凄みなんてのは、実際に作品と見比べてみなけりゃわかんないって思うわけなんですよ。
んで、どっかにいいのはねぇかな~なんて思ってたらこんなのがありましたね。
絵を見ながら荷風の文章読むってぇと、むぅ~なんて唸ってみたりしてね。
最近浮世絵に、はまり気味なのですな。

てことで、日本橋三越でこんなのやりますね。
暇な人は行ってみたらいいかもよ。

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2005/05/24

待ちましょう

Beckett


皆さん、
来たるべきものを待ちましょう。

あなたたちは来たるべきものを信じていますか?
そのものが何か、あなた達は知ってますか?

それは希望ですか?
それは神ですか?

違いますね。

を愛するみなさんはすでに

それが何かを知ってるはずですね。

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2005/03/17

東京ワッショイ

読みました。

有り難いことに自分は、描かれてある場面のすべてに立ち会うことができましてね、じじいになったら忘れちまうんでしょうけど、それはそれとして、その時間と空間を、FC東京とそこで応援していた皆とで共有できたってわけです。共有ったら大袈裟な言いようですけど。

”昇格したときには東京旋風って言われてたんだな”
”あんときのゴル裏はこうだったんだな”
”ケリーってやつが点決めた後、ゴル裏の奴らはずっと歌ってたらしいぜ”
”アマラオってのがいて、丸亀でやった最後の試合じゃ大変なことがあったらしいぜ”
”はじめてカップ戦獲った時は徹夜で頑張ってたらしいぜ”って、

これからの東京ファンがこの本を読んでね、東京の創生期といえるこの5年間をずうっと心に刻み止めておいてくれてね、会話の折りにつけ、この事を口に出してくれるようになったりしたらね、こりゃもう素敵なことだなと感じましたね。
東京ファンならそんなこた知らねぇやつぁいねぇよってな具合でね。
いつでも当たり前に皆が、語り合えるってな具合にね。

こんな事この本読んで、自分は感じました。

【?】レアル戦のトラメガはD君だと思ってたけどね、
目の前にいたはずが惚けちまってて憶えてねぇ。

偶然この方のゲーフラをコレクションしていたのはご愛敬だ。

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2005/01/25

須賀敦子のこと

umberto_saba

ウンベルト・サバ詩集

ウンベルト サバ (著), Umberto Saba (原著), 須賀 敦子 (翻訳)
みすず書房

須賀敦子という人がいた。
俺はこの人のおかげでUmberto Sabaを知った。
当時Sabaが好きだと言って廻った。
でも本当は須賀敦子の翻訳が好きだったのかも知れない。最近になってそう思う。

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2004/10/05

雑感

富岡幸一郎
『悦ばしき神学』カール・バルト『ローマ書講解を読む』 五月書房 富岡幸一郎

パウロという人が昔いたんですね。新約聖書にローマ人への手紙(以降ロマ書)という間違いなくこの人が書いたんだろうと考えられている文章が入ってます。ここに言われてあることは神学的にかなり重要なことと位置づけられているンです。ええ。世界史で出てきたでしょ、マルチン・ルター。この人はこのロマ書に影響を受けて宗教改革なんてことを言い出したくらいなんで。それくらい影響を持つ文章なんだそうですよ、このロマ書てぇのは。でも一般の人が簡単に理解できる代物ってわけじゃないんですね、こいつぁ。それじゃってんで、スイス人のカール・バルトって牧師様がこのロマ書を解説した『ロマ書講解』って本をお出しになった。第一次世界大戦の終結前後のことでした。この本は20世紀のヨーロッパの思想にも多大な影響を与えたらしいのですよ。そんで、いろいろあって、富岡幸一郎という人が、この『ロマ書講解』を僕はこう読みましたよと解説したのがこの『悦ばしき神学』って本ってことになります。

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2004/10/01

小沼 丹

新全集刊行開始 小沼丹全集(全四巻)

誰か買って、俺にくれ!

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2004/06/30

都々逸

こころいき文庫

この本の奥付は、昭和3年6月15日発行(定価50銭)、なぜ本棚に並んでんかわかんねぇんだけど、まっきにしないで。都々逸に大事なこた、登場人物の“艶っぽさ”“色っぽさ”で、あんまりごちゃごちゃ書くと野暮ったくっていけないんで少しだけ。

『星の数ほど男はあれど月とみるのはただひとり』 惚れた弱みを見せたかと思やぁ
『ぬしの浮気は百まで承知そこに苦労の味がある』 強がってみせて
『愚痴も恨みも笑窪にいれてぬしを迎える久しぶり』 笑ってみせんだね。
んでいろいろあって 
『目かくしの指を持ち添え眉毛にあてて似あひますかと見る鏡』 とこうなって
『身貧に暮らしてゐるにはゐるがお聞き二人は惚れた仲』 って言われるようになるんですな。

江戸情緒へのノスタルジアですかな。いいもんでしょ。

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2004/04/28

『エーコとサッカー』

ピーター・P・トリフォナス/富山多佳夫 訳/岩波書店

ウンベルト・エーコというイタリア人が、ある対象や概念が自分にはどういった具合に表象されるのかを『記号』というモデルを使って難しく述べたのが「記号論」というものらしい。『納豆』と聞けば、今朝食べた、ねばねばした大豆粒が頭に浮かんでくるだろうし、『ビール』と聞けば、“好き!”と喉が渇いてくるんだろうし、つまりはそんなとこだ、『記号論』てな。俺にはわからねいけどさ。で、そういう俺みたいなやつに向けて、『サッカー』という記号は現実には何を意味して、何を実現しているのかを、エーコが3本の論文に書いていて、それらをピーター・P・トリフォナスと一緒に読んでいくことで、ひょとしてこの良く解らない『記号論』が理解できてしまうかもしれない!がんばりましょうね、というのがこの本。

【結論】俺には無理。

今日のA代表のTV は途中で寝ちゃうんだろうな。

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